自分でウェブサイトを作成してみた(ConoHa Wing + WordPress + Swell)

以下は「合同会社加勢コンサルティング」のウェブサイトを作成した時の記録です。このウェブサイト(加勢司法書士事務所)もおおむね同じ手順で作成しています。

実際に手を動かしながらの方がわかりやすいかもしれません。

目次

出来上がりのイメージを想定

ミニマムなウェブページの構成は下記のような感じになると思います。以下もこのミニマムなウェブページを作成することを想定した説明になります。

 ホーム

 事業概要

 会社概要

 お問い合わせ

 プライバシーポリシー

最初の時点でなんとなくページ構成のイメージを持っておくと、その後の作業も進めやすいです。

費用

下記の費用がかかります。初期費用はおおむね3万円となります。

※ドメインは無料のものを使用する前提です(サーバー契約の過程で取得可能。詳細は下記。)

必要なもの費用説明
サーバー
ConoHa Wing Wingパック
ベーシックプラン 12か月の場合>
約11,300円/年ウェブサイトのデータを保管しておくサーバの契約が必要。
契約の過程で「ドメイン取得」や「ワードプレス」のインストールも可能。
ウェブテーマ
SWELL

17,600円
(税込)
サイトのデザインやスタイルを制御する拡張機能(テーマ)。
支払は一度だけ。
その後ずっと利用可能。

「ワードプレス」を使う前提ですが、「ワードプレス」は無料です。

なおワードプレスとは、ブログやWebサイトを作ることができるソフトウェアで、コンテンツの作成や更新を簡単に行うことができます。

必要な作業

大まかにいえば
「サーバー契約」「SWELL購入」
「ワードプレス設定」「各ページの作成」 

という流れになります。

サーバーの契約 ※契約過程でドメイン(〇〇〇.comなど)取得&ワードプレスのインストール

この段階で行うこと

 サーバーの契約(ウェブサイトのデータを保管するため)

 サイトのアドレス(住所)となる「ドメイン(〇〇〇.comなど)」取得 

 「ワードプレス」のインストール

サーバー選定

私は処理速度と費用面からConoHa Wingを選択しました。

他のサービスが気になる方はエックスサーバー
ロリポップあたりが競合になるので確認してみて下さい。

サーバー申込(同時にドメイン取得・ワードプレスのインストール)

お申し込み⇒初めてお申し込みの方から申込手続をします。

レンタルサーバーと無料独自ドメインがセットになった「Wingパック」ベーシックプランを12か月単位で契約するのがおすすめです。

詳しい手続についてはこちらが参考になります。

https://support.conoha.jp/c/easysetup/

契約内容・ドメイン・ワードプレスに関する入力欄は迷うところもあるかもしれません。下記のとおり入力していきます。

入力項目入力内容
契約期間12ヶ月
料金タイプWINGパック
プランベーシック
初期ドメイン任意の文字列
WordPressかんたんセットアップ利用する
作成サイト名サイト名を任意の内容で入力します。
※後からワードプレスダッシュボードにて変更可能
作成サイト用新規ドメイン希望するドメイン名を入力します。
※無料独自ドメインとして取得できるドメインになります
WordPressユーザー名任意の文字列。
※後からワードプレスへログインする際に必要な情報
WordPressパスワード任意の文字列。
※後からワードプレスへログインする際に必要な情報
WordPressテーマここでは選択しなくてもOK
※後に購入する「SWELL」を使用するため

この後決済や認証を経てConoHa Wingの申込手続は完了です。

最後の画面は後でワードプレスにログインするときに必要になるので、控えをとっておきます。

Conoha Wing ウェブサイトより引用

「SWELL」を購入する

この段階で行うこと

 「SWELL」購入・ダウンロード

「SWELL」はサイトのデザインやスタイルを制御する拡張機能(テーマ)の一つです。テーマは無料のものもありますが、サイトをカスタマイズするのに専門知識が必要になります。

ここではカスタマイズが簡単で見栄えのする「SWELL」を購入します。

なお、このサイトもSWELLを使用して作成しています。「SWELL」はこのサイトでも使用していますが、素人でも視覚的にカスタマイズが可能で便利です♪

こちらから購入できます。

決済後、会員登録をする流れになりますので、登録・ログインをするとZIPファイルフォルダーの形でダウンロード可能になります。

SWELL本体とSWELL child (子テーマ)をダウンロードし、PCに保存しておきます。

下記サイトも参考にして下さい。

https://webrent.xsrv.jp/how-to-buy-swell/

ワードプレスにログインし、必要な設定をする

この段階で行うこと

 ワードプレスサイトにアクセス、ログイン

 SWELLデータのアップロード・子テーマの有効化

 プラグイン追加

 サイト名・キャッチフレーズ設定

実際やってみると簡単です

ワードプレスサイトにアクセス、ログイン

Conoha Wing ウェブサイトより引用

サーバーの契約の際に保管した上記に記載されたサイトURLにアクセスし、ユーザー名、パスワードでログインをします。

ワードプレス ログイン画面

下記のような画面(ダッシュボード)が出てきます。こちらから各種設定をしていきます。

ワードプレス ダッシュボード

SWELLデータのアップロード・子テーマの有効化

「ダッシュボード」の「外観」-「テーマ」から、「新しいテーマを追加」をクリックして、ダウンロードしたSWELL、SWELL CHILDのZIPファイルを追加(PCからアップロード)します。

その後、「SWELL CHILD」の「有効化」をクリックします。(下記はZIPファイル追加・有効化されている状態)

プラグインを追加する

「プラグイン」とは、機能やセキュリティを補完するソフトウェアを指します。

「ダッシュボード」-「プラグイン」-「新規プラグインの追加」からプラグインを追加することができます。

ここではまず、SWELLの推奨プラグインを、「プラグインの検索」から検索してインストールしておきましょう。

SWELL
推奨プラグインと非推奨・不要・注意すべきプラグインについて | WordPressテーマ SWELL WordPressテーマ「SWELL」ではどんなプラグインを使用すればいいのか、推奨されるもの・推奨されないもの・基本的に使わなくていいもの・使うなら気をつけて欲しいもの に...

サイト名・キャッチフレーズの設定

「ダッシュボード」-「設定」-「一般設定」にて、サイト名・キャッチフレーズを設定しておきます。

このほか、気になるようであればデフォルトで入っている投稿記事サンプル(Hello World)は、ダッシュボードの「投稿」メニューから削除しておきましょう。
※後で削除しても大丈夫です。

各ページを作成する

この段階で行うこと

 各ページのベース・枠組みの作成

 各ページのデザイン

ここでは(私が一番わからなかった部分である)各ページのベース・枠組みの作成の部分について主に触れたいと思います。

まず最初にページの土台を作成しましょう。
いったん土台ができてしまえば、一番楽しい作業であるページデザイン・作りこみに入ることができます。

各ページのベース・枠組みの作成

1.トップページ作成・トップページ設定

下記の手順でトップページとなるページを作成します。(中身は後で編集します。)

① 「ダッシュボード」-「固定ページ」-「新規固定ページを追加」

② タイトルに「home」と記入し、公開

①「ダッシュボード」-「固定ページ」-「新規固定ページを追加」
②タイトルに「home」と記入し、公開

今作成したページをトップページに設定するため、下記の作業を行います。

① 「ダッシュボード」-「外観」-「カスタマイズ」

② 「WordPress設定」をクリック

③ ホームページとして「home」を選択し公開

①「ダッシュボード」-「外観」-「カスタマイズ」
②「WordPress設定」をクリック
③ホームページとして「home」を選択し公開
2.「事業概要」「会社概要」「お問い合わせ」「プライバシーポリシー」用ページ作成

それぞれの土台となるページを作成していきます。(中身は後で編集します。)

① 「ダッシュボード」-「固定ページ」-「新規固定ページを追加」

② タイトルに「会社概要」と記入、URLを「information」(URLになるので英字で)として公開

① 「ダッシュボード」-「固定ページ」-「新規固定ページを追加」
② タイトルに「会社概要」と記入、URLを「information」(URLになるので英字で)として公開

同様に、

「事業概要」(URL例:service)

「お問い合わせ」(URL例:contact)

「プライバシーポリシー」(URL例:privacypolicy)のページを作成します。

3.ヘッダー(グローバルナビ)・フッターメニュー設定

トップページ上下の「メニュー部分」を設定します。

ここの部分です

① 「ダッシュボード」-「外観」-「メニュー」

② 編集するメニューを選択(ない場合は作成)⇒メニュー項目を追加(ページ一覧から)⇒メニュー設定で表示位置を指定(当サイトはヘッダーは「グローバルナビ」・フッターは「フッター」に設定)⇒メニューを保存

①「ダッシュボード」-「外観」-「メニュー」
②編集するメニューを選択(ない場合は作成)⇒
メニュー項目を追加(ページ一覧から)⇒
メニュー設定で表示位置を指定(当サイトはヘッダーは「グローバルナビ」・フッターは「フッター」に設定)⇒メニューを保存

各ページのデザイン

以上の作業で各ページのベースはできましたので、いよいよデザインをしていきます。

一番楽しい作業ですがこだわりすぎると沼にはまります・・・。

SWELLを使ったウェブページの作りこみはずばりSWELLの使い方を学ぶ、とイコールになりますので、SWELLの公式及び解説記事がわかりやすいです

なお、私が作成にあたり参考にしたのは下記の各ページでした。

画像の準備

ページには文字だけでなく、イラストや写真があると見やすいですし、目立ちます。

インターネットに掲載されているものを使う場合は、著作権に気を配りましょう。 著作権フリーのサイトからのダウンロードがおすすめです。

バナーやロゴを自作したいときはCanvaがとても役に立ちます。

私もほとんどのロゴやバナーはCanvaで作成しています。
(一部Powerpointで作成しているものもあります)
Canvaは私のような素人でも直感的に操作できるうえに、たくさんの機能が無料で使えてありがたいです。

PC・スマートフォンでの見た目チェック⇒完成

パソコンの他、スマートフォンでもどのように見えるか確認して、完成です!

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